【写真】1960年代、桜の聖母幼稚園卒園アルバムに掲載されていた、桜の樹の下の聖母マリア様。
園長挨拶
私たち人間が作りだしている社会は、より便利なものへと目まぐるしく変化しています。
この便利で豊か過ぎる環境の中で、人の心は豊かでしょうか。
子育てに適切な社会でしょうか。
皆様ご承知の通り「幼児期の教育」は、人格形成における最も重要な時期です。
私たちは、「教育=(イコール)知識」ばかりではなく、それらを習得する為の基礎となる、健やかな心身の発達が大切だと考えております。
そこで、桜の聖母幼稚園では、宗教的環境や施設面の充実、更には国際色豊かな出逢いの中から、視野を広げる力と「思いやり」や「ありがとう」と言える素直な心を大きく膨らませています。
神さまから与えられた「いのち」という名の尊い光と限りない可能性を、皆様方と一緒に最大限に伸ばしていきましょう。
園長 菅原 薫
教育目標
- キリスト教精神
宗教的環境の中で思いやりと感謝の心を豊かに育む。
↓
日々の“祈り”を通して自分と向き合い、また周囲に目を向け友だちや自然を大切にし、相手を思いやるやさしい心を育てます。 - 遊び
自分の力で行動し、自分らしさを発揮する。
↓
オープンシステムによる自由保育を主体とし、自分で考えて遊びに取り組み、異年齢児と関わりながら自立性、社会性を身に付けていきます。
教育の特色
- 自由保育を主体として、自分で考え、行動し、遊びに取り組みながら、異年齢児との交流のうちに遊びを共感しあいます。
日頃より子どもたちが、自分のクラスだけでなく、園内を自由に行き来し、自分で遊びに取り組みます。さらに、3歳児から5歳児まで年齢を超えて関わることにより、友だちに遊びを教えたり手伝ったりして遊びの中で思いやりの心が育ちます。幼稚園では、園内全体を自由に活動できる場とするために、常に様々な遊びのコーナーを考えています。
その特質として
・教師主導の一方的な保育の展開ではなく「活動の主体は幼児」である。
・幼児一人ひとりの個性の育ちを大切にする。
・遊びを中心とし、遊びの中から学ぶ。
・異年齢児との関わりの中で、気持ちを伝え合い協力し、多様な経験をする。 - キリストの教えに基づいて、神様や友だちや自然を大切にし、祈りを通して思いやりの心を育てる。